05.15
Thu
ポピーの花を見るたびに思ふ。

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++続きは追記で++

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昔、祖母が生まれ故郷を離れ、
関東に住む伯父と一緒に住むこととなり、
母も一緒に行って、伯父の家に滞在していた時のこと。
伯父は祖母と母を連れて、何万株もポピーの花が咲いている
ところに連れて行きました。

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母が言うには、たくさんのポピーの花を見た祖母が、
とても感動し、ものすごく嬉しそうに嬉しそうに、
「きれいだねぇ、きれいだねぇ」と言ったそうです。
それまで、少し車酔いしていた祖母だったらしいのですが、
すっかり元気になって、ポピーの花を愛でたそうです。

数日後、後ろ髪ひかれる思いで母は、
祖母を残して帰ってきました。
その時の祖母の様子を私に話す母も、
ものすごく嬉しそうでした。
実のところ、母は祖母が生まれ故郷を離れることに、
酷く嫌がっていました。「嫌だ、嫌だ」と言っていたそうです。
淋しい気持ちもあったのでしょう、
知らない土地に行く不安もあったのだと思います。
そして同じ県に住む娘(母)と離れることも、
淋しかったのかもしれません。
色々、、オトナの事情もあったと思います。

ですが、ポピーの花を見た祖母の顔が、
本当に嬉しそうで、伯父の家で暮らすことにも落ち着き、
遠くの街に行くのを嫌がった祖母のことを心配した
母も少しほっとしたのです。

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ところが、行って半年経つか経たないかで亡くなりました。
伯父の家に行くまでは病気ひとつしなかった祖母でしたので、
祖母が亡くなった時、母が、「故郷を離れなければ、
もっと長く生きられたかもしれない。
でも、(行くことは)仕方なかったしね・・・。
けれど最後にあのポピーの花を見た時に喜んでいた
おばあちゃんの顔は忘れられないのよ」と私に言いました。

その場にいなかった私ですが、
祖母の顔が思い浮かぶようでした。

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ポピーの花を見るたびに、亡くなった祖母の顔だけでなく、
その時の話をする母の顔も浮かびます。
きっとこれからもずっと・・・。

ポピーの花言葉 「いたわり、思いやり」
赤のポピーは「感謝」






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