06.28
Tue

    
朝の連ドラの話しのなかで-

戦時中、物資がなく、
農家の方に農作物を交換してもらうため、
着物などと物々交換する時代-

常子と鞠子が着物や万年筆を持って行っても、
ことごとく断られたり。
農家の孫娘が貝殻で遊んでいるのを見た常子が、
「面白そうね」と声をかけるも、
女の子は「面白くない、他にあそぶものがないだけ」とそっけない。
そこへ農家の主人が現れ、常子たちの懇願に、
「大事なものを交換するんだ。値打ちのあるものを持って来て」
と言われ、孫娘を見ながらおもちゃなら交換できると言い放つ。
それを聞いた常子は、
末っ子の美子がお祖母様からいただいたおままごと道具を思い出す。
家に帰って、そのことを話すものの、美子はお祖母様との想い出の品だから、
これだけは絶対に嫌だと言います。

結局美子は現状を受け止め、
食べ物に変えて下さいといいます。
「みんなが我慢したり苦しんだりしているのに、
うちは兵隊にとられる心配もなく、
こうしてみんな元気に暮らしていられる、
それだけで十分」と話します。
それを聞いた常子は、
大切にしていたものまで手放すしかないのかと、
悲しく思う-
というシーンがありました。

モノのない時代はあくまでも想像の世界でしかありませんが、
どんなに大切なモノでも、食べるがために手放さなくてはならない時代、
本当に切なくて悲しい時代を思うと、
少し複雑な気持ちになりました。


IMG_20160628-4847.jpg


子供の頃、祖母や母からモノのない時代の話しを、
よく聞かされていました。
お茶碗にごはん粒を残そうものなら、
とんでもなく叱られました。
ノートも最後まできちんと使い切る、
そんなふうに言われても、
使い切れないことがあって、
「もったいないことをして」とよく言われていました。
ドラマ同様、モノのない時代を経験しているからこそ、
言っていたのだと思います。

そして大人になると、
今の人はまだ使えるモノでもすぐ捨ててしまう-
そんな風に言われることもありました。

その後、自分のモノとのつきあい方に疑問を持ちました。
モノを捨てることになった経緯を思うと、
手にいれる時に、深く考えず一目みて気に入ったから手にいれたり、
大して好きでもないのに周りに流されて購入したものだったり。
安易に手にいれていました。
使い切れない数を持っていたがために、
着倒すことない服、使い切れないモノがなんと多かったことか。
ずいぶんモノに振り回されていたと思います。
随分高い勉強代になったけれど、
要らないモノを処分して、
自分の暮らしのキャパにあった数を持つことで、
掃除の負担が軽減したり、すっきりした暮らしができるようになりました。
そして、あらためて使わぬことへのもったいなさ、
使い切れないで捨ててしまうことが、
いかにもったいなく、無駄にしてしまうということを
気づかせてもらった気がします。

親の考えもだんだん年とともに、
柔軟になり、自分の体力のなさも踏まえ、
持ち続けていたモノが、かえって凶器となることにも
耳を傾けてくれるようになりました。
が、それでもモノに対する考え方は、
微妙に違う気がします。
根底にはやはり、「使えるモノは捨てたくない」があるようで。
それは片付けをした後でも、頭ではわかっていても、
心がついていかない、という感じがあるようです。

私は、断捨離を経て、手にいれる時に、
捨てる時のことをも含め考えるようになりました。
なので、使いきることで罪悪感のない捨て、と、
「使える(執着心だけで)じゃなく、
使う(使いたいと思う)モノを持とうよ」の気持ちで、
暮らすことがちょうどいい具合だなと思えるようになりました。



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comment 4
コメント
恥ずかしながら
もったいない もったいない
その時代に 大きく育ちました
私は田舎暮らしでしたから
判らないのですが
母や祖母から色々と聞いて育ったのですよ
ヒロちゃん7 | 2016.06.28 09:00 | 編集
ヒロちゃん7さんへ

もったいない、時代。
その時代の方から見ると、
もったいないことをする、と
お感じになられることも多いのかも
しれませんね・・。
戦争中のこと、やはり色々聞かれて育ったのですね。
ドラマで灯りが漏れた話しですが、
電灯を黒い布で覆うとか、聞いたこともありました。
HASU* | 2016.06.28 17:02 | 編集
うん、絶対的にモノが少ない時代だったから
いただいたものも大事に使ったり食べたり、包装紙もきれいな紙は貴重だったから本のカバーにリサイクルしたり、それが
美徳でもあり、必要でもあり普通だったんだと思います。

でも、今はまさにモノがあふれかえってるからね。
ただ、断捨離の名のもとに、なんでも安易に捨てるのがいいわけじゃなく、できれば将来捨てなくていいように買うときに
吟味する、よく考える、それが大事なんだなあとおもうようになりました。

↑お多福の紫陽花は、きっと品種改良で生まれたんだよね。
だとしたら、端っこの花は先祖返りしたのかもね。
ぎゅうすけ** | 2016.06.28 20:49 | 編集
ぎゅうちゃんへ

時代の流れというか、
背景が今とでは違うもんね。
生まれた時から、モノがふんだんにあって、
使い捨てという時代もあったくらいだし。

数年前に断捨離をしだした時から、
ブログでも度々書いてきたのだけど、
捨てなくてもいい暮らしにしていきたいと思っていました。
まぁ、過去があるから今があるというかね。

お多福紫陽花、そっか、そうだ!先祖返りだね~。
きっとそうだ。あぁ~これで納得。
ぎゅうちゃん、ありがとね♪



HASU* | 2016.06.28 21:40 | 編集
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